【基本情報】シンガポールの基礎知識｜面積から人種、人口まで解説

シンガポールは日本人にとって人気の旅行地であり就職地です。

そんなシンガポールはどういった国なのでしょうか。基本的な情報と合わせて簡単にわかりやすくご紹介します。

シンガポールの基本情報

シンガポールの地理

シンガポールの位置

シンガポール共和国は東南アジアの国です。地図で言うとマレー半島の先端部分に位置しています。マレーシアから独立したので、マレーシアと国境を接しています。また、南にはインドネシアがあります。

首都はシンガポールそのものであり、地理的に恵まれた位置にあったのでインドや中国などの貿易中継地点として栄えました。

シンガポールの面積

シンガポールの面積は728キロ平方メートルです。東京23区が626キロ平方メートルなので、それよりすこし大きいくらいです。

ちなみにシンガポールの面積は少しずつ増えています。なぜならば、埋め立てが進んでおり、1965年と比較すると現在のシンガポールは1.2倍程度の大きさになっています。

また、この面積におよそ570.4万人が住んでいます。2020年のデータで計算すると、シンガポールは世界2位の人口密度で1位はマカオ、3位に香港が続きます。

ちなみに2021年のデータでは東京23区の人口はおよそ965万人なので、いかに東京23区に人が多いかわかります。

シンガポールの人種

シンガポールの大部分の人口構成は中華系74％、マレー系14%、インド系9%です。

主に中華系の民族が大部分を占めているのが、隣国のマレー人が多く住むマレーシアと大きな違いです。

シンガポールの宗教

シンガポールは多様な人種がいるため、宗教も多様です。仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンドゥー教といった宗教が信仰されています。

また、シンガポールの各地にも各宗教に関連する建物があるため、街を歩くだけでも多様な宗教に触れることができます。

シンガポールの言語

シンガポールは国語としてマレー語を話します。そして、公用語として英語、中国語、マレー語、タミル語が話されています。

ビジネスや日常生活では基本的に英語が話されていますが、シングリッシュと言われるほご中国語やマレー語なまりのある独特な英語が特徴です。旅行者であっても基本的に英語がg話せれば意思疎通に困りません。

また、マレー語は国歌斉唱や軍隊の号令などで使用します。しかし、マレー人同士の会話ぐらいしか日常では使いません。中国語も華人の家族など家庭では多く使用されますが、社会では英語に切り替えて話すのが一般的です。

シンガポールの気温

シンガポールは年間の平均気温は年間26度から27度で高温多湿です。また、ほぼ赤道直下に位置しているため、日本のように四季がなく11から2月が雨季、3月から10月が乾季になっています。

また、日中は30度を越えるため熱中症には注意する必要がある一方で、建物内は過剰なほどに冷房が効いているので注意しなければなりません。ちなみに、夜も気温は下がりません。

シンガポールの治安

シンガポールの治安は極めて良好であり、雑誌「エコノミスト」によると世界安全度ランキングで東京に次ぐ世界2位に位置しています。

シンガポールの治安はなぜいいのか

街中に大量の監視カメラがあることに加えて、日本より厳しい刑事罰があるため治安が向上しました。もちろん、殺人や麻薬所持は死刑となり、一時期問題となった鞭打ちの刑もまだシンガポールでは存在しています。

シンガポールの国旗

シンガポールの国旗は、赤と白に均等に2分割されており左に白い月、すぐ右に白い5つの星を描いたデザインです。

それぞれの模様の意味は以下のようになっています。

まとめ

今回はシンガポールの基本的な情報についてご紹介しました。

シンガポールは東南アジアに位置する多民族国家です。年中暖かい気温を保ち、多様な言語と宗教に囲まれた治安の良い国でもあります。

ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

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