中国にはなぜパクリ文化があるのか具体例と合わせて簡単に解説

中国では驚くようなことが日常茶飯事で起こります。

その中でも日本人の関心を惹きつけているのは、パクリ文化です。

今回は中国のパクリ文化はなぜ生じたのか、具体例と一緒に見てみましょう。

中国のパクリ文化とは

中国には、日本人の感覚からすると信じられないようなサービスや商品があります。その中でも、どう見ても「既存のアイテムそっくり」と思ったものが中国では堂々と製品、サービス化されています。

実際、発展途上国が先進国の仲間入りをするためには、先進国の技術を学び取ってそれを応用して自国の発展につなげなければなりません。たとえば、ドイツや日本は第二次世界大戦後アメリカの製品のマネをして発展したのも事実のひとつです。

しかし、中国では「学ぶは真似ぶ」という言葉を超えるくらいに、製品やアイディアを模倣することが一般的に行われています。

その理由について詳しく掘り下げてみましょう。

中国にはなぜパクリ文化があるのか

中国になぜパクリ文化があるのか、中国トレンドマーケターのこうみく氏によると、以下のような理由があるといいます。

  • パクることはリスペクトという価値観があるから
  • 最初ではなく、最終的に勝てば本物になれるから
  • 知的財産権に対しての理解が深くない

順に見てみましょう。

パクることはリスペクトという価値観があるから

中国では、パクることがリスペクトだという価値観があります。芸術にはサンプリングといって、有名な作品の一部を引用して自分の作品を作る手法がありますが、それに近いです。

たとえば、日本に進出した小米(シャオミ)というスマートフォン企業があり、設立した当初からAppleのiPhoneを意識していました。スマートフォンの外観は圧倒的に似ており、商品の発表会もAppleを真似てそっくりでした。

また、商品の発表会もiPhoneと自社のスマートフォンを比べて、「ここが勝っている」とアピールするものでした。

しかし、小米はAppleを嫌っているというわけではなく、特に小米の創始者である雷軍(レイジュン)はむしろAppleをリスペクトしています。

最初ではなく、最終的に勝てば本物になれるから

中国では、アイデアを最初に生み出した人が偉いのではなく、最終的に買った人つまり、市場を抑えた方が偉いという考えがあります。つまり、最初に開発されたサービスや技術を真似て、後発で似たようなものを作った後で最終的に勝とうとするのです。

「追いつき追い越せ」という精神が根付いており、創始者が偉いというような先行者優位の考えは薄いです。

中国では、最終的に市場を圧倒した方が偉いので、アイデアや最初に始めた人というのは軽視される傾向があるということですね。

知的財産権に対しての理解が深くない

中国は、欧米や日本に対して知的財産権についての理解があまりされていません。特許や商標、著作権といったものへの理解が浅く、国際社会とも格差があります。しかし、中国でも知的財産権についても法制度が整いつつありますが、それでもトラブルが多発しています。

たとえば、著作権など出願する権利がない人が権利取得することを冒認出願と言いますが、中国には冒認出願を行う専門会社がたくさんあります。

これらの会社が、無名なものも含めて外国の企業の商標を無数に取って、中国にその会社が進出する時にライセンス料の支払いを強要するということが行われています。つまり、ブランドの知名度やニーズに丸乗りして儲けているのが実態です。

中国のパクリ作品の具体例

代表的な中国のパクリ作品には以下のようなものがあります。

  • 中国版ドラえもん
  • 荒野行動(ゲームPUPGを模倣)
  • 石景山遊楽園(遊園地ディズニーランドを模倣)
  • LANDWIND X7(自動車会社ランドローバーを模倣)
  • ブロック玩具(レゴを模倣)

まとめ

今回は中国のパクリ文化についてご紹介しました。

中国にパクリが多いのは、考え方の違いがあるからですね。

ぜひ、参考にしてみてください。

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